布団大好き!

日記や所感など

ラーメンを食べたよ

 

本日の夕食はラーメンだった。ラーメンを最後に食べたのがいつだったか覚えていない。最後にラーメンを食べてから少なくとも半年は経っているのではないかと思う。

道を歩けばラーメンに当たることで有名な身分である大学生でありながらこのようにラーメンから縁遠い学生生活を送っているのは私が複数の理由によりラーメンを苦手としているためだ。その理由とは

①小食かつ食べるのが遅いのでただでさえ多いと感じるラーメンがスープを吸って増殖していき、悪夢のラーメンになりがち

②猫舌なので初動が遅れ、一緒にいる人を大幅に待たせがち

③ダイエット中なので中毒性のある小麦製品を極力避けており、どうせ小麦を摂るなら麺よりパンが好きなのでパンを食べたい

というものだ。まあ、もちろん食べたらおいしいって思うんですけどね。

今日のラーメンは母が地元で有名なお店から買ってきたラーメンだった。生めんというのか、手でほぐせるタイプのやつだったので家族に断って半人前に割って茹でた。塩味のスープに、コシのある細麺。上にはもやしと人参の炒め物。最後に少し絵面が寂しいなと思ったので生卵を割り入れた。私に計画性の欠片でもあれば温泉卵くらいにはしていたが、まあ計画性はなかったということです。スープで温まっていい感じのポーチドエッグになるかと思ったのですが、ならなかったので、賢明なみなさんはやめましょう。

いざ出来上がったラーメン。半年以上ぶりにラーメンという料理を口にする。隣で家族がそうするようにずるずる啜ってみようとするができない。ここで自分が麺類を啜るというスキルを獲得しないまま成人してしまっていたことを思い出す。啜るという行為、いったいどこで習うんだ。義務教育ほぼ皆勤賞だったけど習わなかったぞ。吸えども吸えども音が出ない。そしてむせる。啜るのを諦める。きっと味は同じなので。

ラーメンは非常においしかった。やはり小麦でできたものはうまいなと思った。ビバ・小麦。ノーモアグルテンフリー。おれはグルテンと共に生きていくと叫びだしそうになった。そう、これが小麦の魔力なのだ。しかし快楽を求めて生きることの何が悪いのか?欲望に抗って生きるのは、生きていると言えるのか?

当たり前のようにスープを完飲したら口の中がしょっぱくなったので無性につめたくてあまいものが食べたくなり、クリームチーズを頬張って食事を終えてしまった。最近チーズを食べ過ぎている。これはカルシウム摂取だと自分に言い聞かせているが、どう考えても乳脂肪分のことを勘案しなさすぎなのだ。これはいけない。やめなければならない。クリームチーズおいしい。乳脂肪分を控えよ。チーズうまい。

こうして私とラーメンとの半年ぶりの対面が終わった。なかなか良い交流だったと思う。しかしやはりよほどのことがなければ次にラーメンを食べるのはだいぶ先になるだろう。やっぱりお米が好きなので。あれ、この人パンが好きって書いてなかったっけ。そう、お米もパンも好きなのです。何なら、麺だって好きなのです。みんな好き。ラブ。食べることが大好きなので、今からバレエで消費してきます。最近辞めたいとしか言ってないけど、今日も皆勤賞で行ってきます。つらいなあ。それでは。