マイライフ、2クール目に突入

一年くらい前に書いた日記を再掲

 

 

 

どんなアニメも2クール目はエモい。「ラブライブ!」は1クール目だってもちろん神アニメだったけど、2クール目(2期)は台詞や歌のすべてが1期で築かれた絆や後悔を反映していて、すべてが繋がっているんだということを実感させられた。1期に比べて成長を感じる場面もあった。だから毎回泣いて見ていたと思う。

凪のあすから」もそう。1クール目は話の主旨が見えないほのぼのアニメだったのが、2クール目は物語のテーマが見えてくる。そして、登場人物のそれぞれに葛藤が生まれ、それが深みを増す。1クール目はすべて2クール目のための伏線で、2クール目はそれを回収していくのだ。

つまり何が言いたいかというと、1クール目と比べて2クール目は情報量が格段に増える。一つ一つの事象から得られるものが多くなる。私の人生はたぶん2クール目に入った。最近、今ここにある自分は、過去のあちこちで起こった偶然や他者との関わりや親の思惑によって、ただ一人のかけがえの無い自分として形作られたというように思う。かけがえの無い、というのは誰かにとってとても大切という意味ではなく、もう一度同じものを作ることが出来ないという意味だ。そして、全ての出来事を、意味のある、愛おしいものだと思える。

小学校に入学すると同時に習い始めたクラシックバレエ。素養なく努力もできず、幼稚園の頃からやっていた子達にはついぞ追いつけなかった。中学受験を理由にして逃げるように辞めた。大学二年生の今、自分の意思で、無理をしてでも再開すると決めた。びっくりするくらい楽しく、ああこの時のためにあの5年間があったのだと思った。

失敗に終わった中学受験。6年に上がる時に変わった先生に馴染めず、家での勉強にも身が入らず、結局、第三志望校に進んだ。後から思えば第一志望校は通学に2,3回乗り換えなければならず、第二志望校は近くにろくな塾がなかったので、第三志望校が一番通いやすかった。

大学受験にあたり入った塾。中受の時の第三志望校に通っていたからこそ通えた塾。学校の同じクラスの子にたまたま勧められた講師Aとウマが合い、最終的にその科目でセンターで9割を超えるまでいった。その子に勧められた別の科目の講師Bは(Aもだったけれど)私をとてもかわいがってくれて、紆余曲折あったけれど、私はBの出身校・出身学部を目指し、そして進学することになる。

塾で私はもう一つ自分の運命を左右する出会いをする。A、Bに巻き込まれる形でトラブルに陥った私に手を差し伸べてくれたC。この人に勧められて茶道を始めた。今、茶道のサークルは私の居場所であり、私を成長させてくれる大切なものだ。

そして最後に、今の専攻学問との出会い。私の夢は何年もずっと英語科教師になることだったし、大学も英文科を基準に受験していた。しかし今の大学で私は今まで存在すら知らなかった学問に出会い、それを専攻している。出会えて良かった、運命的な出会いだと言いきれるくらい面白いと思えている。たまたまBの出身校を目指したからこそ出会えた今の専攻。やっぱり運命ってものは存在するのだ。

つまり、小学生の時に親にバレエに通わせてもらっていなければ、中学受験で第三志望校に決めていなければ、同じクラスの子にA、Bを勧められていなければ、気に入られていなければ、トラブルに巻き込まれCと勉強以外の話をしていなければ、Bの出身校に進学しなければ、今の私はないのだ。

人生におけるすべての出来事、出会いは、伏線となって後のある時に作用する。最近それを切に実感している。今までエブリデイコメディのような出来事の羅列だった人生が、連続する物語に姿を変えた。私には過去が見える。そして、未来は見えないけれど、過去や現在と繋がった未来があることが分かる。それが分かった。成長の証と言えば陳腐だけど、成長、だと思う。