バレエについてのあれこれ

 

2017年12月31日、大晦日。

28日まで大学があったのでまだ年末の気がしない。去年もそうだったし、一昨年なんてまだこの時間は某指定暴力団の校舎で油を売っていたので、いまいち世間の感覚とずれてしまっている。私はクリスマスや自分の誕生日にもあまりこだわらないし、きっと一生こんな感じだろうな、と思う。

 

2017年で一番の転機はバレエを再開したことだった。

 

7歳から11歳までバレエを習っていた。辞めた理由は表向きは中学受験。本当は、思うように上達しないのが嫌になって逃げた。

辞めた時にはもうバレエを好きじゃなかったはずなのに、それから10年近くの間バレエを忘れたことは一度もなかった。真剣に向き合わなかったことをいつまでもずっと後悔して、ずっと続けていたらどんな未来があったんだろう、そんな根性があったらどんな自分になっていたんだろうとずっと考えていた。

 

転機が訪れたのは今年の夏。知人に付き合ってあるバレエ教室の発表会を見に行くことになった。行ってみたら自分の通っていた教室の発表会との差に愕然とした。会場のキャパ、お客さんの数、演出、プログラムの印刷。私の通っていた教室ってすごかったんだ。何から何まで全然違った。自分の通っていた教室がいかに恵まれていたのかを知った。

その時、それまでの10年で一番強烈に、バレエをもう一度始めたい、と思った。自分の手放したものの大きさを知ったら、それ以上何もせずに後悔だけし続けることはできなかった。

 

バレエを始めてから思うようにいかないことばかりだった。

日々課題とバイトに追われながら毎晩30分かけて柔軟とストレッチをするのは決して楽じゃなかった。月謝を自腹で払っていると毎月の貯金額が1.5万減るし、毎週土曜夜にレッスンがあると週末に勉強に割ける時間も限られるし、当然すぐには上達しないし。

それでも、バレエを再開してから、私はそれまでよりもずっと充実した日々を送っていたと思う。

レッスンに出るたびに幸せな気分になれるし、母は事あるごと私がバレエを再開して良かったと言ってくれる。先生は時々私のことを昔の呼び名で呼んでくれる。ありがたいことに、発表会を見に行きたいと言ってくれる友人もいる。

あの時衝動に身を任せてスタジオに電話をかけて良かった。

私は今とても幸せです。

 

転機はいつも予兆なく訪れる。慶應文を志望すると決めた日、図書情に進学すると決めた日、バレエを再開すると決めた日。同じように続いていくと思われた日常がある日突然姿を変える。発表会を見に行くその日まで、私はこの先ずっとバレエをやめたことをただ後悔し続けて生きていくんだと思っていた。

私は自分の未来をぼんやり想像しながら生きているけれど、最近、私の想像している通りにはいかないんじゃないかという気がしてきた。私の未来予想はここ数年、ずっと裏切られ続けている。

来年はどんな転機が訪れるんだろうか。できれば、就活というやつを良い方に転がしてほしいんだけど笑(他力本願)

 

もう一つ思ったこと。

たぶん、全ては繋がっている。荻野目苹果の言葉を借りれば、無駄なことなんて何一つない。そう、私は運命を信じている、と言えるのかもしれない。

小学生の時に実を結ばなかったバレエは、10年経って私の生活を豊かにしてくれている。最近は、むしろ今この時のためにバレエを始めたんだろうな、とすら思う。10年前に当たり前だったことのありがたみを実感している。決して安くない月謝を払っていてくれたこと、毎回送り迎えをしてくれたこと。

だから、本当に、すべては繋がっているのだ。今ある出来事も、いつか訪れる転機の伏線になっているのだ。たぶん。

 

 

少なくともブログは何の伏線にもならないだろうけど、けっこう楽しいので来年もちょっとずつ書いていこうと思います。それではみなさん、よいお年を。