布団大好き!

日記や所感など

私が人生のバイブルとしている物語に「輪るピングドラム」がある。 特に好きな台詞のひとつとして、今日はこれを取りあげたい。 ねえ、生きるってことは罰なんだね。私、高倉家にいる間、ずっと小さな罰ばかり受けてたよ。(第24話Bパート) この台詞の後に続…

専科

先日このような記事を書いた。 バレエを早くやめたいね - 布団大好き! 鬱々としている。 こんな記事を書いておいていきなりどうしたと思われそうだが専科クラスを受けることになった。なったというと他人事みたいだが、私が自分の意思で先生に頼んだ。 絶対…

自分が好きな人と自分のことを好きな人

「自分が好きな人に自分が好きな人と自分のことを好きな人どっちと付き合ったらいいって言う?」という質問箱にちょっと萌えてちょっと書いてみたって話。 「自分が好きな人と自分のことが好きな人どっちと付き合ったらいいんだろうね」 「は、?」 突然話を…

犬の命日

犬を飼っていた。名前はベッキー。同名のタレントが有名になるより前からそう名付けられていた、ビーグル系の雑種の犬。 母が保健所行きになる所を拾って、しばらく浦和の家で飼われて、母が越すタイミングで父方祖母の家に行った。 私より1歳年上で、物心つ…

バレエを早くやめたいね

クラシックバレエを好きかと聞かれたら、答えに窮すると思う。見るのは好きだ。自分が踊るのは、どうだろう。好きだ、なんて即答できない。なら私はなぜこんな年にもなってしぶとくバレエを続けているんだろう。バレエは私の何なのか。 私の、この醜くてどろ…

ラーメンを食べたよ

本日の夕食はラーメンだった。ラーメンを最後に食べたのがいつだったか覚えていない。最後にラーメンを食べてから少なくとも半年は経っているのではないかと思う。 道を歩けばラーメンに当たることで有名な身分である大学生でありながらこのようにラーメンか…

講師、やめました

不良塾講師だったがよく生徒から懐かれた。頭いいとか(それしか世間様に対する取り柄がない)かわいいとか(化粧してヘアセットしてればパッと見そうなる)メアド教えてとか(首が飛ぶからやめろ)とか色々言われたけど一番こたえたのは私の顔を見た生徒がパッと…

決まってるじゃないか、愛の話だよ

大学の友人にはあまり知られていない話ですが私はアニメが好きです。アニメオタクを自称するほど見てはいないし2016年以降はまったくと言っていいほど分からないのですが、アニメにまったく関心がない人からすれば十分アニメオタクと言われるであろう、そう…

昔の話

小学生の頃から通学に片道1時間かけていたので距離の感覚が壊れている。普通の人は片道1時間かかる場所は「遠い」と感じるらしいが、私が遠いと感じるのは片道1.5時間を超えてからだ。みんな贅沢だなと思うし、恵まれていて羨ましい。とはいえ元来出不精な私…

元旦

2019年を迎えた瞬間私は浦和にある叔父の家の台所にいました。叔父の家を辞去して千葉県に向かう高速道路に乗った所から目まぐるしい2019年元旦の話が始まります。 「ねえ、このまま館山まで行かない?」 ハンドルを握りながらそう呟いた母の言葉に閉じかけ…

許されて生きている

狼は生きろ、豚は死ねという言葉がありますね。弱肉強食という意味に解釈しているのですが、合ってるんでしょうか。この言葉は私の社会や自分に対する姿勢の中核をなしていました。いました、なんて言うと今は違うみたいですが、今も多分にそういう所はあり…

全てを許し、愛す、完璧な愛は、無関心と同義である 愛の反対は無関心だが、究極の愛もまた無関心と繋がっており、愛と無関心のグラデーションは円環になっている

ぬるいトマト、ポテトの細切り

冬よりも寒い季節を知っている。 6月。一本の電話によって北国へ呼び戻される。最低限の荷物だけ持って高速に乗る。 蒸されるような日々を送っていたはずが、休憩を取るたびに外気が冷たくなっていく。仙台のあたりで叔父がエアコンのスイッチを切った。 青…

部屋の片付け

時間ができたので(半ば強引に錬成しているとも言える)、数日前から部屋の整理をしている。 部屋の整理というのは私にとって心理的負荷の大きい作業だ。というのも、部屋の整理というのは実態はただ保管していたものの中から不要なものを選別して捨てる作業…

伏線

いつぞやの誕生日に「私は毎年、自分が一年前の自分が予想もしていなかった姿になっている。今思い描いている未来予想図もきっと覆される。一年後の私はどんな私なんだろう、楽しみだ」みたいなことをどこかで書いたと思うのだが、複数あるブログを全て読み…

マイライフ、2クール目に突入

一年くらい前に書いた日記を再掲 どんなアニメも2クール目はエモい。「ラブライブ!」は1クール目だってもちろん神アニメだったけど、2クール目(2期)は台詞や歌のすべてが1期で築かれた絆や後悔を反映していて、すべてが繋がっているんだということを実感させ…

有体物が嫌い

目の前に物が溢れてるのが嫌だ~♪全部捨てたい〜♪ 化粧品と衣類とアクセサリー類しか買いたいと思えない

運命について

輪るピングドラムでは第1話アバンで晶馬、Cパートで冠葉、第2話で荻野目苹果が運命について語っている。 晶馬「僕は運命という言葉が嫌いだ。生まれ、出会い、別れ、成功と失敗、人生の幸、不幸。それらが全てあらかじめ運命で決められているのだとしたら、…

先生と私

塾講師のバイトをしているので当然のように先生と呼ばれている。こっちとしては時給1000円ちょっとのバイト程度の責任感しか持ち合わせていないし、持ち合わせる筋合いもないが、自分のこれまでを振り返ってみると「先生」という存在には大きな影響を受けて…

バレエと私

気付いたらバレエを再開して一年が経っていた。 この一年はサークルの幹部になったり、就活を始めたり、とにかくサークルに時間を取られ、そうは言っても学業も手を抜けず、バレエ以外のことが忙しくて本当に気付いたら一年、という感じだった。 発表会が終…

森見作品を読む 弐

誰にでも、忘れられない夏がある。 (映画「ペンギン・ハイウェイ」公式サイトより) 先日『太陽の塔』『きつねのはなし』を買ったのをきっかけに、未読だった「ペンギン・ハイウェイ」の映画と原作に触れることとなった。 まず物は試しにと映画を見て、あま…

森見作品を読む 壱

ツイッターに書いたもののまとめ。 これ言うの1000000000000000回目くらいだけど森見作品は原作もアニメもどちらも素晴らしいけどアニメにする時にいい感じに編集されててそれがまた良くて四畳半神話大系はアニメの方が感動する、原作読んだ後アニメ見たら大…

考えなしにノートPCを買うな

残暑の合間に寒さが訪れるこの頃、周りで人がばたばたと倒れている。私も台風にやられている(暑さ関係なし)。お元気ですか。 生まれてこのかた、特に理由もなくMacを使って得意顔をする人々を軽蔑してきた。 というと大げさだが、Macは一部の技術屋にとっ…

おじいちゃんの話

「ご先祖様が帰って来る時は、早く来てほしいから馬に乗ってもらう。帰る時は名残惜しいので牛に乗ってゆっくり帰るんだよ」それを教えてくれたおじいちゃんが馬に乗って帰って来る人になって2回目のお盆を迎えた。馬と牛を作るのはおじいちゃんの仕事だった…

夏の短歌祭

たまに一人で短歌祭を開催する。川柳祭であることもある。先日半年ぶりくらいに短歌祭を開催したので記録しておく。溶けるような暑さの中でキスをしてそのままひとつになってもいいよ「忘れないで」なんてずるい結局はあなたが私を忘れたじゃない手の平をど…

夢のなかの猫

昨晩「明日は1限テストだから絶対に起きなきゃ」と思いながら寝たせいだろうか、今朝は変な時間に目が覚めた。3時。 夢を見ていた。 自宅(実際の自宅)にいた。オートロックのマンションの6階にもかかわらず、家の廊下に見知らぬ猫がいた。白と黒のハチワレ…

真夏の夜、図書館で君と歩く地下。

フッと息の音がして、部屋がまた暗くなる。「前川くんの怖い話、なかなか面白かったですよ。じゃあ、次は私ですね」 蝋燭の光にぼんやりと照らされる教授の顔は、明るい教室の中で見るものとは少し雰囲気が違ってどきりとした。美人だからだろうか、なんだか…

世界 vs

遅ればせながら、今頃になって「よつばと!」を読んだ。中2の頃には既に知っていたのに今まで手を出さなかったのは、単純に生でお目にかかる機会がなかったのと、日常系マンガと聞いて現実味のない女の子達がフワフワ遊んでいるだけの萌え漫画だと思い込んで…

晴天

5月11日、晴れ。最高気温21℃、最低気温14℃。dazzlinのノースリーブのサックスブルーのスカート、トランテアンソンデュモードのレモンイエローのカーディガン。下着はキャミソール、脚はストッキングでちょうど良い。 数日続いた雨が上がって晴れている。就活…

もち肌どら焼き「江戸ビューティー」のすゝめ

私はあんこが大好きだ。粒あん、こしあん、白あん、黄身あん、桜あん、芋あん、栗あん、……どんなあんこも好きだ。粒あんこしあん論争なんてナンセンス。そんなつまらないことに気を取られている連中の手元のあんこをかっさらい、注射針で自分の脳天に注入し…